ギターと歌と英語と片付けをやるブログ

ついでに仕事もわりとがんばる

まえがき

ADHDは基本的にタスク管理が苦手です。Toodledo活用術自体は日本語でもたくさんWEB上にありますが、例外なくADHDにはハードルが高いです。ものすごくできる人がものすごく細かくタスクを管理してバリバリ仕事をこなしている感じ、つまりエグゼクティブな匂いがするからです。

エグゼクティブと言えば大学を卒業して初めて私がやった仕事は、とある団体の役員秘書でした。秘書になるつもりなんかもちろんなくて入った団体で、たまたま秘書室に配属されたのです。適性テストがあればそんなところには絶対配属されなかったでしょう。その頃はまだ私は自分のことをADHDと自覚してませんでしたが、完全なる人事ミスです。思い出すのもウンザリな失敗をいっぱいやりました。

毎日トイレで泣いていた秘書室時代のことを何故書いたかというと、Toodledoをうまく使えば秘書をつけてるみたいですってことが言いたかったからです。類友というのでしょうか、私の周りにはADHDの人がたくさんいますが、彼ら彼女らが口を揃えて言うのは「秘書がいれば」という願望です。実際、タスク管理さえしてもらえれば、けっこうな能力を発揮できる人が多いように見えます。しかし秘書を雇うのはなかなかお金がかかるのでとりあえずToodledoに登録してみましょう。Toodeldoを使ってみて初めて、私はあの、苦手な仕事ばかりのウンザリな2年間に、なにがしかの意味を見いだしました。たしかに秘書的な仕事が、私は苦手だった。しかし、他人のタスクを管理することは、自分のタスクを管理するほどには大変ではなかった。つまり、タスクを管理する自分と、タスクをこなす自分を分けて考えることができれば、ADHDにとってもタスクの自己管理はできないことではないのです。Toodledoが秘書になってくれます。

紙の手帳を使ってもタスク管理はできますが、ADHDはだいたい最初のうちは計画どおりにタスクをこなせないので気軽にタスクの期日を書き換えていけない紙の手帳ではすぐに嫌になります。自己評価もどんどん下がります。しかしToodledoなら先延ばししても全て投げ出したくはならないです。思いついたことをどんどん書き留めておいて、しかも今やるべきことだけを見えるようにすることができます。特に視覚優位のADHDの場合、今やるべきことが目に見えていることは大事です。そして、今やろうとしても無理なことや後回しにすべきことが目に見えていないことがそれ以上に大事です。

と、ここまで書いて、気が散りました。いろいろ書きたいことはありますが、とりあえずめんどくさくなりました。今日は仕事もけっこうあるのです。なので、いろいろはおいおい書くことにして、今考えてるところの目次を書いておきます。たぶんあとで書き換えます。

今後の目次

必要なものはPCあるいはタブレットあるいはスマホです。初めて使ってみる人は、まずはToodledoの無料アカウントで十分です。